外壁のいろは~お手入れ方法と時期~【鹿児島市・姶良市・日置市の外壁塗装・屋根塗装専門店外壁スタジオ滝の神】鹿児島市・姶良市・日置市の外壁・雨漏り専門店
鹿児島市・姶良市・日置市の皆さんこんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店 外壁スタジオ滝の神です!
皆さん体調は大丈夫ですか?
年々熱中症になる方が増えているそうですので、皆さんもお気を付けてください!
お手入れ方法と時期
では、早速前回の復習です、外壁の種類を5つあげました!
1、窯業系のサイディング
2、金属系のサイディング
3、モルタル壁
4、鉄筋コンクリート
5、ALC(軽量気泡コンクリート)
これでしたね!それ以外にもあると思われる方がいらっしゃったと思います。
一昔前…約20~30年程前は、板壁、洗い出し壁、アルミサイディング等ありました。
時代とともに離れていった仕上がりや建材となります。
板壁
現在でも塗装を推奨しておりますが、メーカーや施工業者はほぼ工事後の保証を致しません。理由は建材劣化が早いことと、塗装塗膜の厚みが保証レベルまで取れないことに理由がるみたいです。
洗い出し壁
施工業者や担当者の方で意見が割れますが、執筆の私としては塗装をお奨めできません。
塗膜が定着せずに塗装費用が捨て金になる恐れがありますので、塗装よりはカバー工法や、一回撤去の上に新しいサイディングを施工することをお勧めします。
アルミサイディング
当時は流行りましたが、塗膜が劣化したり、傷から錆が発生して穴が開いている場合もあります。
現在においてはアルミにも定着する下塗り材がありますので、塗装に関しては問題はないのですが、大きな穴に関しては貼替を検討した方が良いかと思われます。
上記の様に時代の流れや背景があり趣旨から脱線するので、掲載したくなかった理由となります。ですので、特質的なサイディングや劣化状況はお近くの施工店にご相談することをお奨め致します。
では、上記の5つの建材のお手入れ方法をお伝え致します。
目次
1、窯業系のサイディング お手入れ方法/時期
2、金属系のサイディング お手入れ方法/時期
3、モルタル壁 お手入れ方法/時期
4、鉄筋コンクリート お手入れ方法/時期
5、ALC(軽量気泡コンクリート) お手入れ方法/時期
6、まとめ
お手入れ方法
1、窯業系のサイディング
脆弱な塗膜を除去するために高圧の洗浄をかけて、下塗り、上塗りをお奨め致します。
縦目地に関しては、一度撤去した後に、新しく充填する。サッシ廻りは打増で大丈夫かと思います。サッシ廻りから漏水している場合は、一度外壁を外して雨仕舞(あまじまい)を行う事をお奨め致します。
↑↑↑高圧洗浄の様子
※打増し:今あるサッシよりも大きいもを設置すること(増打・フカシともいう)
※雨仕舞:雨水の通り道を確保し雨樋や地面へ流れていく構造
2、金属系のサイディング
旧塗膜の剥がれ等が無い場合にはエア洗浄でも大丈夫でしょう。
洗浄後、錆止めを塗布し下塗り、上塗りをお奨め致します。
3、モルタル壁
脆弱な塗膜を除去するために高圧の洗浄をかけて、ヒビを補修後(シーリングやモルタル)、下塗り、上塗りをお奨め致します。
↓↓↓ヒビが入っているしている様子※一般社団法人全国建物診断サービス 引用
4、鉄筋コンクリート
脆弱な塗膜を除去するために高圧の洗浄をかけて、ヒビを補修後(シーリングやモルタル)、下塗り、上塗りをお奨め致します。『爆裂』がある場合は、その部分を一時撤去し、鉄筋部の錆止めを施しモルタルで補修することをお奨め致します。
※株式会社山陽工業 引用
*爆裂とは?-築年数が経つと壁に亀裂ができ、内部に水や空気が入り内部の鉄筋が錆るなどにより膨張し、コンクリートの内部から破裂すること。
5、ALC(軽量気泡コンクリート)
脆弱な塗膜を除去するために高圧の洗浄をかけて、下塗り、上塗りをお奨め致します。継ぎ目に防水加工やシーリングが無い場合は、シーリングを充填することをお奨め致します。
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お手入れ時期
1、窯業系のサイディング
一般的な商品に関しては、工場出荷時にアクリル系やウレタン系の塗装を行っている場合が多いので、建築後5~7年の内には初めの防水塗装をお奨め致します。なので、10年が目安というのは家にとってのデメッリト増やすだけですので、早目の工事が必要です。
2、金属系のサイディング
メーカー推奨は15~20年といわれているので、こちらを目安に行えばよいかと思いますが、錆が発生している場合は注意が必要ですので錆を発見したら早めに防水塗装をすることをお奨め致します。
3、モルタル壁
建築を行い仕上げた塗料で時期が異なります。アクリルやウレタン系でした5~7年、シリコン系でしたら10年、フッ素等は15年という目安で大丈夫かと思います。
4、鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリートに関しては5~7年程が良いかと思われます。時期が遅くなりますと、ヒビが広がったり、生コンが水分を含み新しく塗る防水塗装が膨れる可能性が出てきます。
陸屋根(勾配の無い平らな屋根/平屋根・フラット屋根などと呼ばれる)は塗料でなくウレタン防水塗装を行いますので、そちらの防水塗装の膨れも可能性がでてきますので早目が良いかと思います。
5、ALC(軽量気泡コンクリート)
ALCに関しては築10年ほどを目安にされると良いかと思います。ALCは非常に水に弱く、防水機能がなくなってしまうのが10年前後なのです。
ですが、手に粉が付く「チョーキング」やカビや苔・藻の発生、外壁やコーキングの割れなど劣化症状が出たら、築年数に関わらず早めの工事が必要になります。
まとめ
・お手入れ方法
窯業系サイディング:高圧洗浄→下塗り→上塗り
金属系サイディング:洗浄(エア洗浄)→錆止め→下塗り→上塗り ※エア洗浄は旧塗膜の剥がれが無い場合のみ
モルタル壁:高圧洗浄→ヒビ補修(シーリング・モルタル)→下塗り→上塗り
鉄筋コンクリート:高圧洗浄→ヒビ補修(シーリング・モルタル)→下塗り→上塗り
※「爆裂」:その部分撤去→鉄筋部の錆止め→モルタルで補修
ALC(軽量気泡コンクリート):高圧洗浄→下塗り→上塗り
・お手入れ時期
窯業系サイディング:築5~7年が最初の防水塗装の目安
金属系サイディング:メーカー推奨15~20年
モルタル壁
→アクリル・ウレタン系:5~7年
→シリコン系:10年
→フッ素など:15年
鉄筋コンクリート:5~7年
ALC(軽量気泡コンクリート):築10年
あくまで目安になるので、劣化症状が見られたら早めに工事をすることをおすすめします!
以上が外壁のいろはの『ろ』~お手入れ方法と時期~となります。次回は外壁のいろはの『は』~工期と予算は?をお伝えいたします。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!!
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