無機塗料って何が凄いの?塗装工事の際のメリット・デメリットって?鹿児島市・姶良市・日置市の外壁・雨漏り専門店

2021.11.06外壁・屋根塗装のいろは

こんにちは。鹿児島市の外壁塗装・屋根塗装専門店、外壁スタジオ滝の神です。

 

近年、塗装工事を行う際に無機塗料をおすすめされる事が増えています。

汚損・劣化に強く、対候性が非常に高いため、耐用年数が長く、長期的なメンテナンスを行わずとも済む…という性質を魅力的に思われている方も多いかもしれません。

しかしながら、施工費用に見合う価値があるの?有機塗料との違いって何?と思われている方も多いかと思われます。

 

そこで本記事では、本記事は無機塗料の持つ性質や、無機塗料を選ぶメリット・デメリットについて解説いたします。

是非最後までご覧ください!

 

 

 

無機塗料はどういう塗料?有機塗料との違いって?

 

塗装工事に使用する塗料ですが、これを構成する要素を大まかに二つに分けると、塗料の色を決める「顔料」と塗料の主成分となる「樹脂」に分けられます。

そして、一般的に市販される塗料では、更に塗膜の粘度を調整し、塗り広げやすくする「溶剤」と、防カビや耐熱など塗料に様々な機能を付与する「添加物」が加えられます。

 

さて、この塗料を構成する「樹脂」ですが、従来の有機塗料では、樹脂が主材として用いられています。

対して、無機塗料は「樹脂」の部分にはごく少量のみしか樹脂成分が使用されておらず、その大部分を無機の成分によって構成されています。

塗料における「樹脂」部分の主成分が無機で構成されている塗料の事を、無機塗料と呼称しているというわけですね。

 

無機塗料を選ぶメリットとは?

 

紫外線に強く、対候性が高い

 

まず、無機塗料には、有機塗料に比べ紫外線の下に長時間曝されても劣化が少なく済むというメリットがあります。

有機塗料の主成分である樹脂成分が紫外線によって分解される性質を持つのに対し、無機塗料の主成分である無機は紫外線による影響を受けないためです。

 

カビ・コケの発生を抑える事が出来る

無機塗料では、有機塗料に比べ、カビ・コケの発生を抑える事が出来ます。

カビ・コケは有機物を栄養に繁殖する為、有機塗料の塗膜上では樹脂成分を栄養にして繁殖するのに対し、無機塗料の塗膜上では栄養の乏しさゆえに繁殖が抑えられるためです。

カビ・コケの繁殖は、外壁や塗膜を弱らせるリスクを高める為、それを抑える事は塗膜の寿命を長くすることに直結します。

 

セルフクリーニング機能に優れる

無機塗料の塗膜は、親水性に優れます。

親水性の高さによって、降雨の際雨水が表面の汚れを巻き込んで落ちる為、セルフクリーニング機能に優れます。

 

無機塗料を選択するデメリット

 

施工費用が高い

無機塗料は、他の塗料に比べ高価です。

また、塗装工事が難しく、施工できる業者が比較的限られますので、施工費用が高くなりがちです。

 

艶消しは不得意

無機塗料を選択する大きなデメリットとして、無機塗料は艶のない色合いを出しづらい塗料である。という点が挙げられます。

半艶程度の落ち着いた艶による塗装などは可能ですが、艶消し寄りの塗装は困難であるため注意が必要です。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。本記事が皆さんの塗装工事のお役に立てば幸いです。

外壁塗装滝の神は鹿児島の外壁塗装・屋根塗装専門店。

機塗料による塗装工事も請け負っておりますので、機会がありましたら是非ご用命ください。

それではまた!

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